皆さんこんにちは。
工場不定期日記の更新が滞ってしまっており、大変申し訳ございませんでした。
今回は、今までとは少し違った目線で、サービス事務員の安髙が担当させて頂きます。
よろしくお願いします♪
私の愛車のE46 330ci カブリオレのコントロールアームブッシュ交換を私自身で作業してみましたのでご紹介します。
毎日通勤で乗っているのですが、以前からわだちでハンドルを取られるのが気になっていました。
タイヤ交換とアライメント調整をしてみても症状が改善されず、最近になってゴトゴトというガタつきが酷くなってきたように感じたので、足廻りのチェックを工場にお願いしたところ、コントロールアームブッシュにヒビが入っていることがわかりました。
早速部品を取り寄せ、4月6日の「E46の日」の仕事終わりに、社長に教えてもらいながら作業してみました。
エンジンオイルの交換もしばらくしていなかったので、同時に作業します。
昨年7月以来オイル交換をしておらず、5000km程走行していたので、オイルは酷く汚れ、エレメントも外した時には、固まって石のようになってしまっていました(@_@;)
広島高潤の「KZ エキスパートスペシャル」というレース用オイルを入れていたので、トルク感と軽快なフィーリングでしばらくは調子が良かったのですが、段々と滑らかさがなくなってきたように感じていました。ひまし油配合のオイルは長持ちしないため、こまめな交換が必要というのを、実体験しました。
今回のオイルは、納車整備や車検整備でもお勧めしている「ワコーズ プロステージS」を入れてみました。エレメントも当然交換し7.0Lのオイルをエンジンに入れます。
エンジンをかけてオイルを循環させ、オイル量を確認してオイル交換は完了です!
続いて、コントロールアームブッシュの交換です。
前回は力ずくで作業したので翌日の筋肉痛が酷かったのですが…
今回は、専用の工具を使います。(前回も、これで作業したかった( ノД`)シクシク…)
この工具を使えばそれほど力を入れなくても作業が出来ました。
慣れない工具に苦戦しながら取り外しを行います。まずは、アームに工具がずれないようにポンチでマーキングします。専用のプーラーを使い少しずつブッシュを抜いていきます。
実際に作業してみると専用工具の取り付けが難しく、メカニックの偉大さと、工具のすばらしさを実感しました。
なんとか交換することが出来ました!(〃艸〃)ムフッ
取り付け後、外したサブフレームは歪みが生じないように内側から取り付け、トルクレンチで締め付けていきます。アルミ製のフレームとは言え、私にとっては重い部品です。本当にこんな物が歪むんですか~って感じながら取り付けていきました。
仕上げはアンダーカバーを取り付け、ラバーキャップをはめて下廻りは完了です。
今回の作業の効果は絶大で、ゴトゴト感はなくなり、しっかりと路面を捉えて走っている感覚がありました。
今までは道の悪いところでハンドルを取られ、ヒヤリとする場面もありましたが、足廻りが安定したことで、安心して走行することが出来るようになりました。
エンジンオイルを交換したことでフィーリングも滑らかになり、運転がとても楽しくなりました!
カブリオレもなんだか嬉しそうです♪
私はこの顔に一目惚れして購入を決めたのですが、パワフルな走りと直接聴こえる官能的なサウンドに魅了され、ますます惚れ込んでいっています♪
暖かくなり花粉も落ち着いてきましたので、これからはオープンカーに最適な季節です。
潮風を感じながら駆けぬける海沿いのオープンドライブは本当に最高です!
E46のコントロールアームブッシュは、工賃も含めて5万円程で交換が可能です。
乗り心地が驚くほど変わりますので、わだちでハンドルを取られる、足廻りがガタついている、といった症状が気になる方はお気軽にご相談下さい。
BMWは、細やかなメンテナンスをしていくことで、長く乗り続けられる車だと思います。
私の車も他にも気になっている部分がありますので、次回は水廻り部品の交換にチャレンジしてみたいと思います(*^^)v
つたえファクトリーでは、他店でBMWをご購入された方へも、法定12ヵ月点検に加えBMW専用の点検項目を設けた「Tsutae’s Check Up」をご提供しております。この点検内容には、「即交換」「早期交換」「予防交換」と3段階に分けた診断書をお作りし、今後のメンテナンス計画についてご相談させて頂いております。
それではまた、次回の記事もお楽しみに(^◇^)